デザインやDTP（印刷データの作成）など制作全般を行っています。
証券会社の目論見書やパンフレット、保険会社の申し込み書類などの制作・修正が主な仕事です。専用の印刷機を用いて出力（オンデマンド印刷）をすることや、チラシやポスター、POPなどのデザインを制作することもあります。
金融関係の印刷物が多いですが、弊社には金融営業部と企画営業部があるので、そのときどきでさまざまな印刷物の制作に携わっています。
お客様と直接会うことはなく、営業部を通してしかコミュニケーションはできないのですが、お客様のことを考え、要望にしっかりと応えていけるように取り組んでいます。営業部を通してでもお客様の気持ちを汲み取れるようにいつも心がけています。
大学でグラフィックデザインを中心に学ぶ中で、デザイナーの道に進むか悩んでいたところ、黙々と作業に打ち込むことのできそうなDTPオペレーターの職業を知り、私の得意とする分野だと思い志望しました。
伊坂美術印刷の面接ではAdobeソフトのスキルや自身の得意なことについて訊いてもらえたのが嬉しかったです。結局はDTPだけでなく、グラフィックデザインに関わるお仕事もいただけているのでとてもやりがいを感じています。
会社の方々の雰囲気も良く、ここでならうまくやっていけそうだと思い入社を決めました。2年経った今でも変わらずに居心地が良いです。
若手とベテランの人の仲の良さ、気兼ねなく質問できる雰囲気の柔らかさもありますが、一番の魅力は仕事が丁寧で確実な方が多いことです。
営業部もプリプレス部も社員みんなの性格が「穏やかで丁寧」なのです。それは新卒で入社する際、説明会などでも感じていたことで、実際に入社してみて改めて「穏やかで丁寧」な会社の雰囲気を実感しています。
営業部がきちんとしたヒアリングで、お客様のご要望を理解して制作に伝えてくれるので、私たちもそれを引き継いで丁寧な仕事をすることができています。そうやって会社全体で綿密なコミュニケーションが築き上げられて、お客様の信頼を得られる仕事ができるのだと思います。お客様も丁寧で慎重な方が多くいらっしゃる印象です。
ツールの新しい機能や仕組み、そしてトラブル防止の方法などを学び続けています。先輩から教えていただく場面も多いです。
複数人でダブルチェックをするなど基本的なことはもちろん、最近はPDFファイル同士を比べて間違いを見つけてくれるアプリケーションもあるので、そういったものを活用してミスが起こらないように進めています。また、必要に応じてファイル同士を比べた結果を提出することで修正前後を確認しやすくしたり、ご支給いただいたデータの不備と改善点をお伝えしたりと、お客様に安心してご依頼いただけるような工夫も行っています。
他には、印刷業界の展示会に行くなど、自分にできる範囲の情報収集は心がけています。
社外で同業者の方とお話しできる機会はなかなかないので、良いモチベーションアップになります。仕事ではAdobe Illustratorを主に使用しているのですが、数年DTPをしていても使いきれないほど膨大な機能があるのです。より効率的で、完成度の高い仕事に結びつけられるよう、日々勉強です。
箔押しやエンボスといった特殊印刷など、人をワクワクさせる印刷がもっと増えてもいいなと思っています。ペーパーレス化が進み、PDFデータのみでの納品も増えていますが、実物の印刷物でしか味わえない魅力も大切にしていきたいです。
また、以前いただいた紙袋のデザインのお仕事はとても楽しかったです。いつか凝った加工をこらしたお菓子の箱のような、パッケージのお仕事にも挑戦してみたいと思っています。
私自身、Adobe Illustrator（デザインに使うアプリケーション）を使うこと自体がとても好きなのです。大学時代から使っていて、パス（Illustratorの機能のひとつ）で絵を描いたりすることも好きです。丁寧に、黙々とIllustratorを使ってできるこのお仕事に楽しく取り組めています。
「プリプレス」や「DTP」という言葉は聞きなじみがなく、デザイナーさんに比べると地味なお仕事に思えるかもしれません。けれど、どちらも同じツールを活用していて基本的な作業は同じです。
華やかなグラフィックを散りばめたポスターも、たくさんの情報が整理されたパンフレットも、基礎的な作業の積み重ねで出来ています。
デザインや文字組みにご興味のある方、印刷物が好きな方にはぜひとも伊坂美術印刷をおすすめしたいです。部署内は風通しも良く、先輩も私たち若手もフランクに話せる環境です。ご応募をお待ちしています！
